<< HOME /    OLDER >

ヴォルフガング・ザイデル / ブラック 第16回

ブラック

ヴォルフガング・ザイデル(2009年8月29日)
日本語意訳:Jin

クラウス・シュルツは、タンジェリン・ドリームでドラムを叩き、コンラッド・シュニッツラーと共にメンバーだったが、彼は後にこう回想している: 「シュニッツラーは本当の狂人だった。彼は何もかも破壊しようとしていた。」彼にとってそれがどういうことかと言えば、破壊はコンラッド・シュニッツラーにとっては別の意味を持っていた。彼は一度成し得たことに対して満足できるタイプの性格ではなかった。何らかの方法である種の成功があったと証明するようなやり方で何かを宣伝する代わりに、彼は突き進み、自分の中にあるまったく新しい音楽のビジョンを追っていった。他の人々は、「これは使える」と思ったアイデアのかけらをただ拾うだけで、それを用いて可能な限り売り込みに出向くのみだ。これが、クルスター~Klusterとエラプション~Eruptionの名前を巡る混乱の原因の一つだ。シュニッツラーは、決してグループをビジネスの事業や企業などにはしたくなかった。

(この続きは後日掲載します。。)

前回までの分はこちらに掲載しています。

原文(英語):Black by Wolfgang Seidel (29.8.09)

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 09:50 AM | comments (0) | trackback (0) |

『CTM Festival: CTM.12.』、2012年1/30-2/5にベルリンで開催

1/30~2/5にかけて、ベルリンで『CTM Festival: CTM.12.』が開催されます。そのハイライトの一つとして、1967年にConさん等が出資して作ったクラブZodiak Free Art labに関するイベント、"A revisitation of the Zodiak Free Art lab"が行われます。その枠の中で、以下の抜粋のような、Zodiak Free Arts Lab当時のスタイルを再現した演奏やConさんのコン・サート、関係者による座談会などが行われる予定です。スケジュールの詳細はこちらに掲載されています。

1/30:
・Zodiak Revisited I: Conrad Schnitzler "Piano Works (disklavier)". Free Arts Lab, with: Anat Cohavi, Klaus Kürvers, Simon Rose, Wolfgang Seidel, Els Vandeweyer

1/31:
・Zodiak Revisited II: Talk

・Zodiak Revisited III: Conrad Schnitzler "Cassette Concert" performed by Wolfgang Seidel, Borngräber & Strüver

2/1:
・Zodiak Revisited IV: Talk

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 10:14 AM | comments (0) | trackback (0) |

コンラッド・シュニッツラー: グローバル・リビング・プロジェクト、情報アップデート

アップデート情報

◆2012/1/13 ベルゲンのフロイエン山
ノルウエイ、ベルゲンのフロイエン山への2度目の訪問を追加。2年前の12月26日、この場所にConさんのDNAを埋めに行ったBig Robot等のメンバー、オリス・クリスチャンセン等が、昨年の同じ日に再訪問しました。この日はクリスマスの翌日ですが、北欧ではクリスマスに先祖の墓参りを行う習慣があり、彼等は気温マイナス2度の中、ポータブル・スピーカーで『Gelb』を流しながら、Conさんの墓参りに訪れたというわけです。今後、毎年12月26日にConさんの墓参りに行くことを習慣にしたいとのことです。

◆2011/9 ヴェニクヘースバッハ
ドイツ、フランクフルト近郊のアシャッフェンブルクにあるヴェニクヘースバッハを追加。ConさんのDNAを埋めた場所を表す4枚の地図が添えられています。

◆2011/8/11 ニューヨーク港
米国ニューヨーク・シティーのニューヨーク港を新たな場所として追加しました。Conさんは、まだ船乗りだったときの1回を含め、合計3回ニューヨークを訪れたことがあります。ニューヨーク港に注ぎ込むハドソン川の河口を望むワールド・フィナンシャル・センターには、ウインター・ガーデンというガラス張りのドーム型の建物があります。Conさんはウインター・ガーデンの段々になった場所に座りながら、いつかこの場所でコン・サートを行いたいとジェン・ケン・モンゴメリー(*注)~Gen Ken Montgomeryに語っていたそうです。Gen Kenは、Conさんが亡くなられる約1年前にConさんからDNA(髪の毛)を受け取っていましたが、WFMUの追悼ラジオ番組に出演する当日、放送前にこの場所に立ち寄り、ハドソン川にDNAを撒いたとのことです。

* Gen Kenの発音はジェン・ケンの方が近いようなので改めました。



グローバル・リビングのページでは、コンセプトの英語原文の他、プロジェクトの主旨に賛同した人達による世界各地のレポートを閲覧することができます。日本では、CONさん本人のご希望にお応えして、富士山(五合目)にCONさんのDNAを埋めています!

グローバル・リビングのトップページはこちらです。(地球をクリックして入ってください。)

●グローバル・リビング・プロジェクトのコンセプト

(日本語意訳:Jin)

グローバル・リビングを簡単に説明すると....
あるときから、私は自分をグローバル化させた。
なぜ、一つの国だけで生活しなければならないのか、
なぜ、一つの国だけで眠らなければならないのか、
なぜ、一つの国だけに埋められなければならないのか、
今、そうした考えの元に、グローバルに生きようと思う。
私は、世界の美しい場所にいたいと思っている。
しかも、今自分がいるこの場所から離れずに。
私は、自分のDNA(髪の毛)を世界のいろいろな場所に送っている。
これは、私が世界中にいるということだ。
私はあらゆる場所にいる。たとえ死んだとしてもだ。
誰も、私のベルリンの墓に来てはならない。
私の友人は、今や世界中に私を訪ねに来ることができる。
だから、もし友人が私に新たな場所を与えてくれるなら歓迎だ。
私は、自分を埋めてもらえるように、DNAのサンプルを送ろう。
私は、家にいながらにして全世界にいるというわけだ。
私はこの感覚をとても気に入っている。

コンラッド・シュニッツラー

関連情報: あれから一週間が経ちました

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 11:55 PM | comments (0) | trackback (0) |

Conrad Schnitzler 『00/830 EndTime』、2012年3月に正式リリースされることが決定!

●正式リリース『00/830 EndTime』



リリース元: m=minimal

Conさんの遺作『00/830 EndTime』が、3月にm=minimalより正式リリースされることが決まりました!

●CDR『00/830 EndTime』



プライベート・リリース
主な購入先: Con-panie

31.7.011
Mix Solos 1-36 (379+525+764)

トラック1-36

本作は、Conさんがお亡くなりになる4日前に完成させた、生前最後のプライベート・リリース作品です。実は、一つ前の00/829が完成した時点で、恐らくこの00/829が最後の作品になるだろう、とConさんは言っていました。しかしその後、最後の力を振り絞って、正に命を掛けて制作されたミックス・ソロが本作品です。タイトルの『EndTime』は、キリスト教やユダヤ教などで言うところの「終末」を意味する言葉です。また、ジャケットの絵は、ドイツ、フランクフルトに実在する墓地の地下ホールをモチーフにしています。ジャケット左下には、石に刻まれたドイツ語の碑文が描かれているのですが、これは、実際にこの墓地に置かれているものです。

さて、約61分半の本作品は、36のエピソードごとにトラックが分かれてはいるものの、一つの長い作品です。リズム音の入っていない「静」のエピソードからビート色の強い「動」のエピソード、2種類のまったく異なるリズムが同時に走るエピソードなど、エピソードごとに実に多彩な音の表情があり、かなり手間を掛けて00/379、00/525、00/764の3つのソロ・ボイス作品をミックスしたことを伺い知ることができます。

ところで以前、00/XXXシリーズが00/999までリリースされたら、その次は何シリーズにするのか、Conさんに質問してみたことがあります。
「ははは、これはとっっってもいい質問だ。だけど、そのとき私は死んでいるので、この大きな秘密に答えることはできない。どうか考えてみて欲しい。そのとき私達が何をすべきかを。」(コンラッド・シュニッツラー 2009年12月27日)

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 10:22 PM | comments (0) | trackback (0) |

インターネット上で無料公開されているConrad Schnitzlerの作品

コンラッド・シュニッツラーの作品のいくつかはインターネット上で公開されていて、無料で視聴することができます。

●Conrad Schnitzler & Michael Chocholak / Concho より3曲+アウトテイク1曲

Michael Chocholakとのコラボレーションにより1988年にカセットテープでリリースされた『Concho』から、Michaelさんによって以下の3曲が公開されています。Michael Chocholakは米国オレゴン州で馬の牧場を営む傍ら音楽活動を行っています。彼はCD-R等のリリースの他、数多くの曲を無料で公開していますが、リスナーが煩わしさを感じないように、ユーザ登録が不要でポップアップ広告のないサイトをわざわざ選んでいるそうです。"Spithra"と"Syrinx"に参加しているMisha NoghaはMichaelさんの奥さんです。彼女はミュージシャンの他、作家として受賞歴があります。

Winged Strombis
Spithra
Syrinx

さらに、『Concho』で使用されなかった短いアウトテイク、『Conchidium with Conrad Schnitzler』をsilophone.netより無料で聴くことができます。

※聴き方: 事前にReal Audioプラグインのインストールが必要です。1) silophone.netにアクセス後、左下hear silophoneアイコンをクリック。2) 中央下play the silophoneアイコンをクリック。3) 曲のリストが表示されたら、Jump to the: name:▼ Conchidiumで検索。4) Conchidium with Conrad Schnitzle が最上位に表示されるので、ラジオボタンをチェック。5) ページ上部のplayアイコンをクリック。約30秒程度で再生が始まります。

●YouTubeとDailyMotionに映像掲載

YouTube
DailyMotion

また、Wolfgang Seidelさんにより以下の映像が掲載されています。

conrad schnitzler cassette concert
Conrad Schnitzler Portrait (ドキュメンタリー)
Raeume (ドキュメンタリー)
eruption kinetic music
音楽: Eruption (Conrad Schnitzler, Klaus Freudigmann, Wolfgang Seidel)
Eruption Elevator
音楽: Eruption (Conrad Schnitzler, Klaus Freudigmann, Wolfgang Seidel)

●Conrad Schnitzler/Tracks From The Ivory Tower より全8曲

ノルウェーのTRBProd.がリリースしている"ダウンロード・アルバム"の最初の1枚として、『Tracks From The Ivory Tower』がリリースされています。内容としては、Conさんが1991~2002年に作成したプライベート・リリースのCD-Rの中から8曲が選曲されています。これらの曲は、無料でMP3をダウンロードすることができます。

Conrad Schnitzler - 00/168-8 Solo Elec
Conrad Schnitzler - 00/188-8 Mix Solos
Conrad Schnitzler - 00/176-8 Electric Scene
Conrad Schnitzler - 00/184-8 Concert-Mix
Conrad Schnitzler - 00/187-8 Dramat. Elec. Music
Conrad Schnitzler - 00/015-8 Elec. Melo. Perc.
Conrad Schnitzler - 00/190-8 Ryco
Conrad Schnitzler - 00/029-8 Piano

●Michael Thomas Roe関連のMySpaceページにサンプル掲載

Mi.T.-CONのMySpaceページやMichael Thomas RoeのMySpaceページに、Kluster CMOやMichael Thomas Roeとの共作のサンプルが掲載されています。

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 05:34 PM | comments (0) | trackback (0) |

<< HOME / TOP /    OLDER >

ARCHIVES

<前月 2012年02月 次月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29    

RECENT ARTICLES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACK


CATEGORIES

LINKS

NEWS

POWERED BY