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「ベルリンの狂った天才」って、誰が最初に言い出したの?

日本では、Conさんのことを「ベルリンの狂った天才」と、まるで彼のキャッチ・コピーかのように書かれているのを目にします。かつてヨーロッパでそう呼ばれていたとのことですが、果たして、誰が最初に言い出したのでしょうか。

今のところ、こちらで調べられる範囲では、英語やドイツ語でも、それに相当する文言は見つかっていません。ただし、それに近いものは見つかりました。1970年初頭、クラウス・シュルツ(シュルツェ)が、「シュニッツラーは本当の狂人だった。彼は何もかも破壊しようとしていた。」と発言していたそうです。なお、逆に、Conさんは当時を振り返り、「クラウス・シュルツは、本当に何も知らない奴だった。」と言っています。どうやら、その辺りがルーツで、その後、切り取られた言葉が独り歩きしたように思います。

なお、生前Conさんに、「ベルリンの狂った天才」のフレーズについて聞いてみたところ、以下のコメントをいただきました。

ホッホッハッハッ、、 私は、世間の人々が私についてどう言っているか、どう書いているかなど、考えたことはない。それは私の生き方ではない。何を言われようが何を書かれようが、私はまったく気にしない。私は、自分がしたい様に自分の生活を送っている。私は自由人でアーティストだ。私は、ビジネスのために世間を煽るような、ゲームの駆け引きには興味がない。
(コンラッド・シュッツラー 2009年12月27日)

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 04:15 PM | comments (0) | trackback (0) |

"Tausender Programm"(1000本カセット・プログラム)

"Tausender Programm"(1000本プログラム)は、合計1000本のカセットを用いた大規模なコン・サート・イベントのプロジェクトです。

1986年、Conさんは、4本一組のカセット・コン・サートを250の異なる空間で同時に行い、聴衆は、それらの空間を自由に行き来して楽しむことができるようなイベントのプロジェクトを思い立ちました。このプロジェクトに必要なカセットの数は1,000本(250部屋 x 4本)となるため、Conさんは"Tausender Programm"(1000本プログラム)と名付けました。このイベントを行うためには、例えば大きな城のような、部屋がたくさんある場所を探す必要があるだろうと、Conさんは考えていました。

さて、このプロジェクトのために、Conさんは8年間掛けて、実質、約600本の黒いカセットを各1部ずつ制作しました。そのため、イベントの実施には150もの空間(部屋)がある場所が必要、ということになります。

なお、他の作品とは異なり、販売目的ではないため、ディスコグラフィには掲載されません。(生前Conさんは、購入希望の熱心な海外のファンの方にも販売をお断りしていました。)

ところで、このプロジェクトには別のアイデアもあり、それは、聖堂やスタジアムのような広い場所に1000人が集まり、1000本のカセットを同時に鳴らすイベントを開催することです。Matt Howarthはそのイメージを題材に漫画を書いていて、そこでは、1000人が1000台のラジカセを手にして、1000本のカセットを同時に鳴らす様が描かれています。


Cassetten für alle (すべての人にカセットを)
(画像はConさんご提供。)

2014年9月10~28日の日程で、ノルウエーのオスロで開催されている「オーディオビジュアル インスタレーション by コンラッド・シュニッツラー」では、このプロジェクトのための制作されたカセットのうち、最初の48本をミックスした6つのコン・サート作品が使用されています。1000本プログラムの音源が一般公開される貴重な機会となりました。

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 02:45 PM | comments (0) | trackback (0) |

あれからもう、3年になります



8月4日はConさんの命日です。
Conさんが亡くなられてから3年が経ちました。

命日には、Conさんが大好きだったボルドーの赤ワインをお供えしようと思います。。

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 11:37 AM | comments (0) | trackback (0) |

クラウトロック大全、2014年6月27日発売!



リリース元: P-Vine
主な購入先: アマゾン エルパカBOOK タワーレコーズ 丸善ジュンク堂 紀伊國屋書店

クラウトロックの百科事典、『クラウトロック大全』(小柳カヲル 著)が発売されました。タイトルのクラウトロックのみならず、ノイエ・ドイッチェ・ヴェレまで幅広く網羅されていて、その充実した情報は、「大全」の名にふさわしい内容となっています。

Conさんについては、なんと39作品(Kluster含む)も掲載していただきました。しかも、本の表紙までもConさんが飾っています。

小柳さんは、以前キャプテン・トリップ・レコーズに在籍していた際に、数多くのCon作品を意欲的にリリースしていただきました。また、装丁等細部にまでこだわりを持ち、その上、私のいくつかのリクエストにも快く応じてくださいました。例えば、「80'sワークス・シリーズ」ボックスセットのリリース時に、限定特典の一つとして、オリジナル版LP『Concert』の最初の200枚のおまけだったピンバッジの復刻版を付けていただいたり、また、そのボックスセットにも収録された『Control』の再発版CDに、ArtgalleryからのCD再発時には収録されなかった"『Container T5』の1トラック目"をボーナストラックとして追加収録していただきました。
まったく感謝の念に堪えません!

また、Conさん自身も、生前、小柳さんのことを高く評価していて、
「キャプテン・トリップ(= 小柳さん)には感謝している。私はキャプテン・トリップが好きだ。」
といったコメントを私は直接Conさんから聞いています。

そのような経緯もあり、本サイトは、情報の引用元として、今回、全面的にご協力させていただきました。

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 02:30 PM | comments (2) | trackback (0) |

今日はConさんの命日です



8月4日はConさんの命日です。
Conさんが亡くなられてから、今日で2年となりました、、

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 12:00 AM | comments (2) | trackback (0) |

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