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リリース元: TIBProd. (MP3: MP3-Single 107、CD-R: TIBCD121 2010年)

『Heute Schnee』は、Conさんとのコラボレーション作のあるバンドBig Robotが、2010年に2曲入りCD-RシングルとMP3でノルウエーのTIBProd.よりリリースした作品です。タイトル・トラック"Heute Schnee"には、Conさんの作品『Context』から抜粋されたサウンドが随所に使用されています。なお、タイトル"Heute Schnee"はドイツ語で「今日は雪」という意味ですが、実はConさんが雪の日に撮影した写真がとても印象的だったので、その写真にConさんが付けたコメント"Heute Schnee"から取ったそうです。


リリース元: I'm Single ‎(IMS 009 2010年)

ドイツのI'm Singleより2010年にリリースされた『Lay Low & Big Robot: Nordisc Split E.P.』のB面には、Big Robotの"Coka Kohle - Bjørn Torske Remix (Full Version)"が収録されています。これは、Conさんの『Con3』に収録された"Coca"のカバー・バージョンで、レゲエ調のPart1とディスコ調のPart2の2部構成となっています。なお、Big Robot自身が制作した元々のトラックは計13分ありましたが、本EPには、ノルウエーのプロデューサーBjørn Torskeによって約10分に濃縮されたリミックス・バージョンが収録されています。




1. A Portrait Of Your Death (41:28)

リリース元: MissmanagemenT ‎(Have Three (mt-556) 2009年9月1日)
主な購入先: Discog

Doc Wör Mirranは、Conさんとのコラボレート作品があるドイツのバンドです。本CD-Rは、2007年11月12日にドイツのケルンで開催されたJohn Peel Festival(Peel sessionで有名な英国のDJ、故ジョン・ピールの名を冠したフェスティバル)での彼らのライブを収録したものです。当時、25年に渡るバンド活動の中で3度目となる記念すべきライブだったため、サックス、ギター、ベースの演奏の他、過去のコラボレーション時にConさんやその他のアーティストから寄せられた音源も使用されました。

なお、Doc Wör Mirranは、"Pay No More Than $0.00!"($0.00ドル以上の金を払うな!)というコンセプトの下、MissmanagemenTレーベルより無料のCD-R作品をいくつかリリースしていて、本リリースもそのうちの一つです。8ページのブックレット付きCD-Rを、実際のところ、送料と若干の手数料のみで販売しています。
Kraftwerk and the Electronic Revolution

リリース元: Chrome Dreams (2008年9月16日)

本DVDはエレクトロニック・ミュージックのムーブメントを3時間にまとめたドキュメンタリーで、Conさんがインタビューに登場します。タンジェリン・ドリーム、Klusterなど60年代末に発生したベルリンのシーンやアモンデュール、ポポル・ヴー、Canなどについて触れた後、クラフトワークの個々の作品を通して時代の流れを振り返っていきます。また、それ以前のシュトックハウゼンやピエール・シェフェールに遡ったり、後に影響を受けた音楽シーン(ブライアン・イーノ、デヴィッド・ボウイ、ヒューマンリーグ、ソフト・セル、ゲーリー・ニューマン、アフリカ・バンバータ、などなど)についても言及しています。

ドキュメンタリーであるため、ほとんどがインタビューの語りで構成されていて、時折、それを補うように写真や音楽ビデオ、ライブ映像の短い断片が挿入されます。Conさんの他にインタビューに登場するのはローデリウス、メビウス、ヴォルフガング・ザイデルといったKluster/Clusterの面々やクラウス・シュルツ、さらにクラフトワーク関係者として元メンバーのカール・バルトスやクラウス・レーダー、ファーストアルバムの制作に携わったクラウス・レーマーです。その他、音楽ジャーナリストやソフト・セルのデイブ・ボールなどが登場します。なお、ドイツ語のインタビューの部分は英語の字幕付きです。

ところで、本DVDはクラフトワークの監修の元には制作されていないことが記されています。ラルフとフローリアンについては、過去の映像や写真がときどき挿入される程度で、インタビューには登場しません。それどころか、特典映像のカール・バルトスのインタビューでは、当時、リリースをスキップしたと噂された作品『テクノポップ』の経緯について、内緒話を披露しています。

●オリジナル版カセット:Ken Montgomery and Conrad Schnitzler /Concert



リリース元: Kröten Kassetten (kk014 1986年)

本作は、1986年9月3日、旧東ドイツの、東ベルリンのErloeserkircheという教会で、ケン・モンゴメリーをコンダクターとして行われたカセット・コン・サートを収録したライブ音源です。同じ年に、東ベルリンのKröten Kassettenよりカセットテープでリリースされました。なお、コン・サート当日はConさんも会場にいましたが、彼は集まった人々の前で話をしただけでした。作風は、中盤に際立った動のエピソードがある以外、多くが静のエピソードで進行していくコンテンポラ作品で、途中で現れるオルガンの揺らぎ音や鐘の音など、コン・サート会場となった教会の厳かなイメージにも合う作品だと思います。長さは、実質40分程度です。ところで、本作は、プライベート・リリースのCD-R『TRA1Mix』に収録されている"CasCon II 13.6.86"で使用されている各カセットを、ライブでリアルタイムにミックスし直したものです。CD-R『TRA1Mix』の冒頭部でボリュームが下げられていたホーンのサウンドが、本作ではボリュームが上げられているなど、ミックスに明らかな違いが見られます。

●再発版 CONRAD SCHNITZLER & KEN MONTGOMERY / CAS-CON II、2023年5月12日リリース!!!.



リリース元: Bureau B (BB424 2023年5月12日)
試聴: Bureau B (Soundcloud)
主な購入先: アマゾン(CD) アマゾン(LP) HMV(CD) HMV(LP) タワーレコード(CD) タワーレコード(LP)

2023年5月12日、再発版「CONRAD SCHNITZLER & KEN MONTGOMERY / CAS-CON II - Konzert in der Erlöserkirche, Ost-Berlin, 3.9.1986」が、CDとLPでリリースされました。オリジナルのカセット版がノイズが多いのに比べて、本リリースは音質が格別に向上しています。なお、当時、Conさんとコラボレーションを行い、このコン・サート開催にも携わった東ベルリン在住のJörg Thomasiusと、コン・サートでコンダクター役を務めたジェン・ケン・モンゴメリーによる、当時の思い出を綴った英語のテキストが付いてきます。CD版は16ページのブックレットに、(LP版は内袋に、)当時、東ドイツでコン・サートを行うのがいかに大変だったかといった苦労話やエピソードなどが、写真と共に掲載されています。



編集: Kunsthalle Düsseldorf, Gregor Jansen and Stiftung IMAI – Inter Media Art Institute, Linnea Semmerling; Stefan Schneider, Alicia Holthausen

主な購入先: アマゾン

2022/6/11~8/14にドイツ、デュッセルドルフのKUNSTHALLEにて開催されたイベント"Manchmal artet es in Musik aus" (Sometimes it gets out of hand and turns into music)では2年を掛けて準備が行われ、その一環として、Conさんの動画や一連のパフォーマンス活動等の記録が整理され、さらに、Conさんのご家族や関係者・知人等にヒアリングが行われました。その結果として得られた情報を英語でまとめたのが本書です。(末尾にドイツ語訳も記載されています。)イベント運営に携わった美術館スタッフの方の話では、「本書には、イベント準備の際に得られた情報を、誇りを持って注ぎ込んだ」とのことで、確かに、信頼性の高い情報が写真と共に書き記されています。また、エビデンスが弱い情報の場合は、「おそらく」とか「そのように考えている」など、明確な情報ではないことが明示的に記載されていて好感が持てます。過去に出版された他の書籍には偽情報を含むものが少なからずあるため、本書が輝いて見えます。

なお、イベント時と同様、私自身も全面的に協力されていただき、情報提供などをさせていただきました。(そのため、恥ずかしながら、本書には私の名前が何度か出てきます。)

想えば、Conさんの生前、あるとき、私はたまたまネット上でUlrike RosenbachさんとConさんがコラボしたビデオ作品を見つけ、そのことを、喜んでConさんに伝えました。すると、予想外に、Conさんが自身の動画を沢山送ってきてくれて、しかも、YouTubeにアップしていいとの許可まで出ました。そのため、時間があるときに少しずつ、数か月掛けて動画をアップしていったわけですが、それが10年+の時を経て、美術館スタッフの方々の目に留まり、イベント開催時に何本ものConさん動画を上映していただくこととなり、さらにそのつながりで、今回の書籍の出版にまで至ったというわけです。正に、感無量です、、、

なお、美術館スタッフの方は、以下のようにも語っています。
「アートシーンの、とりわけ若い人達は、本書から刺激を受け、CONへの新たな興味を掻き立てられることでしょう。」
Conさんのアーティストとしての存在はあまりにも大きく、若いアーティストにも多大な影響を与えているため、その生涯に渡る活動を、時代を超えて、さらに次の若い世代に語り継いでいくことは、私個人としても、大変意義のあることと考えています。


リリース元: プライベート・リリース(Gustavo Jobim) (2008年9月1日)
無料ダウンロード先: bandcamp

ブラジルのアーティストGustavo Jobimが様々なアーティストとコラボレーションを行っている作品。4トラック目”Untitled”はConさんとの共作です。この作品はダウンロード・リリースのみで、デジタル・データ(PDFのブックレットを含む)を無料でダウンロードできます。
●オリジナルCD-R版



リリース元: De Fabriek (FABPROD 23 2002年)

1 Krauto-Bahn
2 Das Leben Ist Rot Am Ende Der Strasse
3 Choco-Kekse
4 Was Ist Los?
5 Weltkraut-Leute
6 Das Hohe Lied Der Düstere Tage
7 Kosmische Kürieren
8 Kennen Sie Popol Uuh?
9 Rühe In Absurdistan
10 Kometen Schauer
11 Rommels Sonet

オランダのグループDe Fabriekが、2002年にCD-Rでリリースした『Labische Intermediaries II - 20 Golden Kraut Hits』のクレジットにはConさんの名が記載されています。内容は、クラウト/ジャーマンプログレッシブへのリスペクトで、どこかで聞いたことがあるようなジャーマン・プログレッシブ風のサウンドが、約74分、全11エピソードに渡って繰り広げられます。「Golden Kraut Hits」のタイトルからも連想されるように、ヒット曲を意識したかのようなキャッチーなメロディーやフレーズが多いです。なお、ジャケットは数センチの厚みがある段ボール素材でできています。

ところで、本作の最後に、銃声やマシンガンの連射音、爆発音など戦争がテーマのエピソードがあり、"Rommels Sonet"(ロンメルの小歌)というタイトルが付いていました。ロンメルとは、第二次世界大戦で敵国から名将として恐れられたロンメル将軍のことでしょう。つまり、ナチスです。Conさんが激怒したことは容易に想像がつきます。実際、ConさんがDe Fabriekに関わった作品はこれ以降にはありません。

●デジタル版



リリース元: bandcamp (2021年2月19日)
購入先:bandcamp
試聴: bandcamp

01 Krauto-Bahn
02 Das Leben Ist Rot Am Ende Der Strasse
03 Choco-Kekse
04 Was Ist Los?
05 Weltkraut-Leute
06 Das Hohe Lied Der Düstere Tage
07 Kosmische Kürieren
08 Kennen Sie Popol Vuh?
09 Rühe In Absurdistan
10 Kometen Schauer
11 Rommels Sonet

2021年2月19日、デジタル版がダウンロード可能になりました。試聴もできます。トラックの長さは約69分で、オリジナルCD-R版よりも5分程度短くまとめられたバージョンとなっています。



リリース元: Pop´eclectic: (pop 1 2000年)

2000年にドイツのPop´eclecticよりリリースされたFelix Kubinの7インチEP『Schnitzler / Groscher Lausangriff』のA面"Schnitzler"は、その名の通り、Conさんをフィーチャーしたトラックとなっています。作風はポップで、クレジットに「Klaänge(サウンド): Conrad Schnitzler」とあるように、Conさん作品からサンプリングされた様々なサウンドが散りばめられています。興味深いのは、調がまったく異なるConさんの硬派なサウンドを、うまくポップなノリに当てはめている点です。3分弱の本トラックを繰り返し聴いていると、所々にユニークな細かい仕掛けが施されていることに気が付かされます。なお、ジャケット・カバーアートも、見てのとおりConさんを描いた絵となっています。

なお、Felix Kubinは、2018年にドイツのハンブルクで開催された、Eruption - Conrad Schnitzler Festivalのイベントにもゲスト出演しました。彼の優れたパフォーマンスはLP+7'' EP 『Eruption Compilation』に収録されています。


リリース元: Kröten Kassetten (kk 021 1989年)

A
B

1989年に、東ドイツの東ベルリン(当時)のJÖRG THOMASIUSが、自身のレーベルKröten Kassettenから60分カセットテープでリリースした『FEEDBACK』には、Conさんの音声が使用されています。本作品は、Conさん、ジェン・ケン・モンゴメリー、デビッド・プレスコット、Michael Chocholakによる音声やその他のサウンドに、ディレイ(フィードバック)等のエフェクトを掛けてコラージュしたものです。例えば、Conさんの"Airport, Taxi, Bar, Hotel"といった話し声が使用されています。



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